nokoの日記

日々の中で気になったことなどを記事にしています。

川越観光の問題点と改善点

 

川越観光の問題点と改善点

はじめに
テーマを決めた理由は二つある。一つ目はこの論文のテーマは近年観光客が増えている川越が、今後観光都市として大きく発展していく為の問題点と改善策をテーマにしようと考えた。二つ目は最近では川越が舞台となっているアニメなども放送されており、非常に関心が高まっていると考える。関心が高まると観光客数が増えて、その中でも外国人観光客が多くなると予想されるので、外国人観光客に対する対策なども必要だと思うので、川越観光の問題点と改善点をテーマにしようと思いました。

もくじ
 川越観光の問題点
1. 交通
2. 外国人観光客への対策
3. 小京都となりつつある川越
 川越観光の改善点
 まとめ

 

1. 川越観光の問題点
1、交通の問題点
川越市は年々観光客が増加しているが、今の川越市は観光客に対する対策がなされていないと考える。
まず一つ目に考えられるのは鉄道。川越市には、東武東上線西武新宿線、JRが通っている。
東上線の朝のラッシュ時は本数が多く、輸送管理が行き届いているように思えるが、東上線の各駅停車はあまりにも駅数が多くてなかなか進みません。ラッシュ時には、急行、通勤急行などは、電車に乗り切れられないほどの人が乗車し。それは、あまり観光には向いていないと考える。そして、東上線は、遅延の回数が多く、死亡率などは私鉄の中でもトップクラスである。年間3億5千人以上もの利用者数がいる東上線は、埼玉県民が東京へ通勤、通学に使う大動脈的な存在である。川越に観光しに来たのに電車があまりにも混雑していて、せっかくの思い出が電車の混雑などのせいでいい思い出にならなくなってしまうと残念に思う。
次に西武鉄道西武鉄道は朝の通勤ラッシュ時でも特急列車などがあり、快適に川越に来ることができる。電車の本数は東上線よりは少ないが、電車の利用のしやすさは東上線よりは快適に感じることができる。しかし、西武新宿線本川越駅南大塚駅の間は短線区間があり、電車の本数がなかなか増やせることができずに、朝などのラッシュ時は駅のホームが多くの人で混雑をしている。
最後にJRだ。JRは大宮方面からと高麗川、八王子方面からの電車が来る。
しかし川越駅南古谷駅間が単線区間のため本数が20分に一本ぐらいの本数しかありません。高麗川、八王子方面はすべて、単線のため川越を走る電車の中で一番本数が少ない。
しかし、川越市は私鉄2社とJRが通っていてとても便利だ。東上線は、有楽町線副都心線東急東横線みなとみらい線相互直通運転をしているので、乗り換えなしで川越にいくことができると考える。この鉄道の乗り換えが少なくて、遠方からも乗り継ぎ無しで川越に来ることができるのはとても魅力的だと考えられる。

次にバス。川越の観光地を走るバスはイーグルバス東武バス小江戸巡り用の循環バスを運行している。
その中でも、イーグルバスが運行しているレトロなボンネットバスがとても人気だ。昔ながらのバスが小江戸の昔ながらの街並みを走る姿は、とても魅力的だが、一度に運ぶことのできる人数が少なく、小さなバスに箱詰め状態になってしまい、快適とは言えません。そして、川越のメインとなる一番街商店街の通りは、「県道39号線川越坂戸毛呂山線」と言い、非常に交通量の多い幹線道路だ。そのため、一日を通して非常に多い交通量で救急車、消防車などの緊急車両も通り、車の流れが悪い通りだ。そこに、観光目的のバスも通るとなると、道路は常に混雑状態で、観光客の一日の予定も台無しになってしまう恐れがある。
My news Japan 「人が死にやすい鉄道」1位は東武東上線、死亡率でトップ http://www.mynewsjapan.com/reports/1213
2017年7月5日取得 2010年3月18日現在

2、外国人観光客への対策
 年々増加する川越に来る外国人観光客に対する対策が、少し疎かになってしまっている印象を受ける。
 例として、英語を話す外国人観光客には、大体の従業員は少なからず対応をすることができるが、中国語などの英語以外の言葉で、お客様を対応するのは少し難しいと思いす。
 川越の観光地で働く従業員のほとんどは、英語も中国語も話せる人はほとんどいません。身振り手振りで接客するので精一杯な状況なのである。川越の観光地のお店では、外国人観光客と店員のトラブルはよくある。
 他には、喫煙所や公衆トイレなどの場所が外国人にはわからない。などといった問題もある。外国人向けの観光マップがあるが、そのマップが分かりにくくて、お店の従業員などに尋ねるといったことが多くみられるからだ。しかし、今はスマートフォンなどを保持しているので、トイレの場所や目的地などに迷うといったことは一見ないように感じるが、実際のところでは外国人向けのマップは、あまりマップとしての役割を果たせていないように感じる。

3、小京都となりつつある川越
 あまり知られていないが川越観光の一番のメインの通りの「川越一番街商店街」には、京都本店の寺子屋グループのお店が7店舗も通りに入っている。そのため、本来川越にある老舗などがかなり少なくなってきてしまい、川越が小京都になりつつある印象を受ける。寺子屋グループの店舗の中には、堂々と京都という文字が入った商品などもある。本来の川越の姿はどうなっていってしまうのだろうかと心配になってしまう。
しかし、小京都に近づくことによって、店舗の売り上げが伸びて、川越の地域経済の大きな基盤となっているのも事実である。

 

3. 川越市の今後の改善点
川越の観光産業を上げていくためには、平日の観光客を増やすことが一つのポイントになってくると考える。平日にャンペーンやイベントを増やしていくことによって、観光客数をもっと増やしていけると考える。その中で、高齢の方をターゲットにしたイベントを開催すればよいと考える。なぜなら平日の若者の観光客数は、休日に比べて圧倒的に少ないからである。
 例として、川越観光を人力車で巡り、川越を味わってもらうイベントである。
このイベントは、50歳以上の方を対象にして、平日限定にする。川越からのバス、人力車、昼食代を一律料金で前払いをしてもらい行う。もちろん当日予約も可能にして、沢山の方に利用していただけるようにしする。
人力車を利用していただくことによって街並みの説明などがとても充実して、質の高い観光をして頂くことが可能になると考える。
 
 川越一番街商店街の通りの県道39号線は交通量が多いので、交通規制、有料道路にすることによって交通量を減らせばよいと考える。配達業者、緊急車両などの車は無料で通行できるようにして、上手に道路を活用していけばよいと考える。他の一般車両は隣の道路に移動してもらうことによって一番外商店街の交通量を正常化することができると考える。
 今後の川越市は、英語、中国語、韓国語に対応できるスタッフを増やすことや翻訳用のタブレットを各店舗に配置することによって外国人観光客への対応が可能になると考えられる。外国人観光客は異国の地で自分の言葉が通じるととても好印象を受けると思うのでリピーターになってくれると考える。今、川越に訪れる外国人観光客は増えている。この時期が一番今後の川越観光への重要な時期だと考える。
 一番街商店街の店舗の売り上げは年々伸び続けている。月々の売り上げも昨年と比べどこの店舗も伸びている。これらの事を総合すると、今後も川越に訪れる観光客数は増え続けていくと考えられる。川越市は今まで以上の観光客への対応をしていかなくてはならないことがわかる。
 例として、挙げられる今後の川越市に訪れる観光客への対策は、古い町並みなどばかりを紹介していくのではなく2020年に開催される東京オリンピックのゴルフの会場は川越市なので、幅広い視野で観光客へのおもてなし。川越は蔵の街しかないように思われてしまうと、なかなか今後の観光客数の伸びがあまりよくならないと考えられるので、川越の魅力をたくさん感じてもらえるイベントを増やしていくことが観光客数増加に向けたことだと考える。

4. まとめ
 今の川越市は観光地として今後もどんどん成長していかなくてはならないと思った。成長とは、外国人観光客への対応や交通状況の改善と言った部分である。川越観光のリピーターを増やすことによって今後も今まで以上の集客力のある観光地になっていくと考える。3年後に迫ったオリンピックを前に柔軟に対応のすることができる観光地作りをしていかなくてはならないと感じた。
 今の川越で十分と感じてしまう感じもあるが、観光客が年々増加する川越が今までのままでいると、変化していく観光客のみなさんに対応することができなくなってしまうことが予想される。川越に訪問する観光客の年齢層は、幅広くなってきている。そして、沢山の国からお越しいただいているので、その年のニーズに合ったおもてなしをしていくことが一番重要なことだと感じました。テレビなどのメディアにも取り上げられるようになってきているので、メディアを上手に利用して集客していくことも重要だと考えられる。メディアの力は非常に大きいが、メディアがもたらす効果は、わずかな期間なのでわずかな期間を有効に活用していくことも、かなり必要になってくると考える。
 今後は、キャンペーンなどのイベントを多くしていくこと、平日の集客力を上げていくことも、今後の川越に必要なことだと考える。
 これらのことが川越の利点と改善点だ。
参考
My news Japan 「人が死にやすい鉄道」1位は東武東上線、死亡率でトップ http://www.mynewsjapan.com/reports/1213 
川越市観光協会http://www.city.kawagoe.saitama.jp/welcome/kankobenrijoho/kankotokeishiryo/irikomi.html